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創業者の想い

後世に残したいエコ吸音板!

2012-05-07
written at 2012年05月07日|仕事の思い出
全国の高速道路総延長が上下線ともに延べ9100km達しました。その内30%に防音壁が設置されたと仮定すると(高さ3mで換算すると)840万㎡になります。
吸音板1枚は、1㎡です。よって枚数に換算すると840万枚になります。
(解体費用だけでも@1500×840万枚=126億円)現在の吸音板の耐用年数は約30年で、金属の鉄、アルミ、それに吸音材としてグラスウールの3つの物質の複合体で組立られています。
30年後の耐用年数に達すると、解体し、スクラップにされ、資源として再利用します。
その時の解体費用が1枚1,500円掛かり、この1,500円が最大の癌です。
弊社がその1,500円を0円にする、新商品を開発致しました。
(参考)
①鉄の溶解温度      1,530度
②アルミの溶解温度     660度
③ガラスウール溶解温度    1,600度 
 
上記① ② ③をこのまま三種類を解体せずに、溶かし冷ますと粗悪な鉄の塊になります。
※鉄鋼メーカーは、解体しないと引き取ってくれません。約10年前に、日新製鉄が屋外に設置して、約80年は錆びない鉄板(高耐候性鋼板)を開発されました。現在では、新日鉄、JFE、スチールの3社が製造しています。
正に、日本の鉄鋼製品は世界一です。(防錆についてのみ)耐用年数が来てスクラップ化し良質な鉄を再生するには、解体する必要が絶対条件です。(鉄とアルミ、ガラスの3種類に選別が義務付けされます。)
弊社では、鉄板だけでケース(箱)を作り、吸音材においては、グラスウールを中止し、新製品のポリウレタンウールを採用する事により、約200度の熱で煙となり消滅します、よって鉄の再生には全く傷害は無くなります。
これにより良質の鉄が出来ます。(むしろ解体をする必要が無く成りました。すなわち ¥1500が節約できる事です。)
以上の製品は、既に平成24年1月大阪の名神高速道路に設置されており、また長寿命です(耐用年数約50年~80年)。(海岸~内陸)それに純度の良い鉄が再生されます。
 
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大東金属株式会社
〒575-0054
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