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創業者の想い

山陽新幹線 逆L型防音装置の話

2010-02-16
written at 2010年02月26日|仕事の思い出
昭和49年頃、国鉄本社より私に名指しで来社、要請が参りました。その時の話です。
期待と不安を持って訪問すると、国鉄マンの方が、4~5名いらっしゃる部屋に案内され、次の事項を述べられました。
防音壁について(高架橋)
1)列車の乗客が見る景色を阻害しないもの。
2)沿線の民家及び施設に、騒音を聞こえなくする手法 
3)ヒユ音(架線とパンダグラフから出る音)はこの際除く
大体その様な内容でした。
 私の提案は、壁の上に吸音板を0.5m嵩上げし、ひさしを線路側に伸ばし補強柱を建て、その内側に吸音板を張るという構造です。(下記スケッチ参照) 
先月、山陽新幹線 福山駅付近を通過中に、逆L遮音壁が私に 「親父頑張っているぞ!」と呼びかけてきた気がしました。
 
 
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大東金属株式会社
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